【第15回】
プラグイン (Plug-In)
(01/07/18)
窓の杜のソフトライブラリに収録されているオンラインソフトを利用するうえで、ぜひとも知っておきたい用語を解説します。解説内容は窓の杜ソフトライブラリを利用できる範囲とします。
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ほしいものをプラスできる |
アプリケーションにもとから用意されている機能とは別の新しい機能を追加するための小さなプログラム。プラグイン単体では機能せず、必ず対応するアプリケーションと組み合わせて使う。代表的なのが、Webブラウザーを機能拡張するプラグインで、インタラクティブなアニメーションを表示するFlash PlayerやShockwave Playerなどもプラグインのひとつ。フォトレタッチソフト「Photoshop」のプラグインも有名で、画像を加工するフィルター機能を追加するプラグインが多数公開されている。
プラグインに対応しているアプリケーションのフォルダには、プラグイン専用のフォルダが用意されており、ユーザーの用途に応じて必要なプラグインをコピーするだけでよく、追加したプラグインの機能はアプリケーションのツールメニューやツールバーなどからすぐに利用できるようになる。
プラグインに対応したアプリケーションの多くは、プラグインの作成に必要な情報を公開していることが多く、アプリケーションの開発者とはまったく別の人がプラグインを作成できるのも大きな特長。アプリケーションの開発者がサポートできない分野の機能を、別の作者が作成したプラグインで実現できることも多い。
窓の杜ソフトライブラリに収録されているSusieプラグインも、プラグインのひとつ。もともとは画像ビューワーの「Susie」で扱える画像形式を追加するためのプラグインだが、現在では多くの画像編集ソフトがSusieプラグインに対応しており、扱える画像形式を追加できるようにするなど、DLLのように1つのプラグインを複数のアプリケーションで共有する傾向が増えてきている。
(窓の杜編集部/イラスト:石岡 友里)