Book Watch/ニュース
生成AIの実社会への浸透状況を詳しく解説『インターネット白書2024』が発売
28年目を迎える年鑑書の最新版
2024年2月13日 12:34
(株)インプレスは2月9日、書籍『インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス』(編者:インターネット白書編集委員会)を発売した。価格は電子版が3,080円。印刷版が3,520円。
本書は、1996年の発刊以来、27号目(28年目)を迎え、デジタル化社会の現状ついて解説した年鑑書。31人の専門家による寄稿と統計データにより、インターネットの影響をテクノロジー、ビジネス、社会制度の観点から報告している。
2024年版では、生成AIの浸透による各分野への影響に注目。関連する偽情報やフェイクニュースの問題、プラットフォーム・コンテンツ業界の変化、教育現場の対応、世界各国のAI規制の動きなど、多角的な視点から「AI化する社会」を捉えている。
また、SDV(Software Defined Vehicle)や、Beyond 5G(6G)、アクセシビリティや福祉分野のデジタルサービス、さらには惑星間インターネット、量子インターネットといった次世代通信の研究まで、最新のテクノロジートレンドを網羅。デジタル社会の潮流をより早く、深く知りたいという人におすすめの一冊となっている。
『インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス』目次
- 第1部:デジタルテクノロジーとプラットフォーム
►1-1:アプリケーションと開発
►1-2:クラウドとモビリティ - 第2部:デジタルエコノミーとビジネストレンド
►2-1:コマースと金融
►2-2:デジタルコンテンツとメディア
►2-3:通信サービス - 第3部:インターネットと社会制度
►3-1:法律と政策
►3-2:市民と教育 - 第4部:サイバーセキュリティとインターネットガバナンス
►4-1:サイバーセキュリティ
►4-2:トラフィックと通信インフラ
►4-3:インターネット基盤 - 第5部:インターネット関連資料
►5-1:国内インターネット普及資料
►5-2:デジタルコンテンツ資料
►5-3:IoTその他の資料
►5-4:世界のインターネット普及資料 - 付録:インターネットの主な出来事 2023