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Mozilla、「Thunderbird」v45.8.0を公開 ~9件の脆弱性を修正

深刻度“CRITICAL”5件など

「Thunderbird」v45.8.0

 Mozillaは7日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v45.8.0を公開した。本バージョンでの機能追加はなく、変更点は脆弱性の修正にとどまっている。

 Mozillaが公開したセキュリティアドバイザリによると、今回のアップデートで修正された脆弱性は全部で9件。脆弱性の深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“CRITICAL”が5件、2番目に高い“HIGH”が2件、3番目に高い“MODERATE”が1件、最低の“LOW”が1件となっている。「Thunderbird」は初期設定でJavaScriptが無効になっているため「Firefox」ほどのリスクはないが、有効にしている場合は注意したい。

 「Thunderbird」は64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。インストール済みの場合は、自動更新機能でアップデートすることもできる。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」Windows向け安定版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
45.8.0(17/03/07)