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「Evernote for Windows」のテーブル機能が刷新 ~Mac版にも近日中に導入予定

行・列やその間を選択するためのハンドルが追加。セルコマンドで結合や背景色変更

「Evernote for Windows」の表(テーブル)機能がアップデート

 米Evernote Corporationは2日(日本時間)、「Evernote for Windows」の表(テーブル)機能をアップデートしたことを明らかにした。表のデザインが新しくなっただけでなく、より直感的に操作できるようになったほか、編集の自由度も格段に向上しているという。

 「Evernote for Windows」の表は、編集画面のツールバーにある[表を挿入]コマンドを利用してノートに挿入する。挿入の際は、行と列の数をマウスのドラッグ操作で指定できる。

 しかし、あらかじめ表の行と列の数が確定しているケースは多くないだろう。そこで新設計された表では、右クリックメニューから行・列の追加や削除が行えるようになった。また、行・列の挿入や移動といった操作も改善。行・列やその間を選択するためのハンドルが追加されており、マウスで簡単に選択・操作が行える。

 さらに、選択したセルにはプルダウンメニューが表示されるようになった。このメニューを利用すれば、背景色や文字配置の変更が可能。複数のセルを選択して、結合させることもできる。また、表に横スクロールバーが追加され、ノートの編集画面の幅に関わらず、自由に列の幅を設定できるようになった。

「Evernote for Windows」の表(テーブル)機能
行や列の間にマウスカーソルを移動させると、挿入コマンドが表示される
行や列を選択してドラッグで移動させるのも簡単に
選択したセルにはプルダウンメニューが表示されるように

 なお、これらの機能は「Evernote for Windows」のv6.5/v6.6で利用できるとのこと(最新バージョンはv6.6.4.5512)。また、Mac版クライアントアプリ「Evernote for Mac」にも近日中に搭載されるという。

 そのほかにも、最新版にはノートに入っているすべての画像を閲覧するための画像ギャラリーなどが追加されている。

 「Evernote for Windows」は、“Evernote”のWindows デスクトップ向けクライアントソフト。現在、同社のWebサイトや“Microsoft ストア”から無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Evernote for Windows」
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.6.4.5512(17/08/02)