Windows 10版「OneNote」の2017年11月機能更新 ～ペンを傾けて網掛けが行えるように

「OneNote」v17.8730.2074

　米Microsoft Corporationは、Windows 10向け「OneNote」アプリの2017年11月機能アップデート（v17.8730.2074）を発表した。今回のアップデートでは、ペンを傾けて“網掛け”を行う機能が追加。新しい“Surface ペン”で鉛筆ツールを利用すると、実際の鉛筆と同じ感覚でスタイラスを傾けて網掛けを行うことができるという。

　そのほかにも、埋め込みPDFドキュメントの印刷が強化。他のバージョンの「OneNote」で以前に挿入されたPDFファイルであっても、くっきりと印刷できるようになった。また、ページとセクションの右クリックメニューに新しいアイコンを追加し、必要な操作が簡単に把握できるようユーザーインターフェイスを改善。貼り付けの際に新しいオプション［書式を結合］を利用すると、太字、斜体、リンクといった書式を保持したまま、フォントのスタイルやサイズだけページの設定に合わせることができるようになった。

ページとセクションの右クリックメニューに新しいアイコンを追加

太字、斜体、リンクといった書式を保持したまま、フォントスタイルだけを貼り付け先のノートに合わせる［書式を結合］オプション

　Windows 10向け「OneNote」アプリは現在、“Microsoft ストア”から無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、「ストア」アプリを介して最新版へアップデートできる。なお、今回発表された機能は段階的にリリースされるため、環境によっては利用できないことがあるので注意。