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ダークテーマを追加した「paint.net」v4.0.20、TGA/DDS画像のサムネイル表示にも対応

Windows 8とWindows 10の旧版はサポートが打ち切られているので注意

「paint.net」v4.0.20

 米dotPDNは9日(現地時間)、画像編集ソフト「paint.net」の最新正式版v4.0.20を公開した。今回のアップデートでは、新たにダークテーマを追加。「エクスプローラー」でTGA/DDS形式の画像ファイルをサムネイル表示できるようになったほか、高DPI環境のサポートが改善されているという。

 「paint.net」にダークテーマを適用するには、ツールバーの[設定]ボタンを押してダイアログへアクセスし([Alt]+[X]キーでも可)、[ユーザーインターフェイス]タブの“配色パターン”セクションで“暗い”を選択すればよい。ダークテーマへ切り替えると、ユーザーインターフェイスの前景色が白に、背景色がダークグレイに変化する。そのほかにも「paint.net」では“デフォルト”“青”“光”の3テーマが選択可能だ。

 なお、本バージョンから「.NET Framework 4.7」ベースとなる関係で、対応OSが一部変更されているので注意。

 まず、Windows 10では「Windows 10 RTM(バージョン 1507)」と「Windows 10 November Update(バージョン 1511)」がサポートされなくなる。最新版の「paint.net」を利用するには、「.NET Framework 4.7」に対応した「Windows 10 Anniversary Update(バージョン 1607)」以降へのアップデートが必要だ。

 一方、Windows 7/8.1のサポートは継続されるが、Windows 8は「.NET Framework 4.7」にも対応していないため動作しなくなる。旧版「paint.net」v4.0.19ならば引き続き利用できるが、Windows 8はMicrosoftによるサポートが打ち切られているため、なるべく早くWindows 8.1/10へ更新した方がよいだろう。

 「paint.net」には、インストーラーを利用してセットアップする“クラシック版”と、“Microsoft ストア”から簡単にインストールできる“ストア版”の2つがラインナップされている。クラシック版は寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。ストア版はWindows 10にのみ対応しており、価格は1,050円(税込み)。執筆時現在、55%オフの580円で提供されている。

ソフトウェア情報

「paint.net」
【著作権者】
dotPDN LLC、Rick Brewster 氏、contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.0.20(18/01/09)