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「Process Monitor」v3.5が公開 ~“Sysinternals”のプロセスモニタリングツール

“/runtime”スイッチが追加。「Autoruns」や「Du」、「SDelete」もアップデート

「Process Monitor」v3.5
“/runtime”スイッチが追加

 米Microsoftは17日(現地時間)、プロセスモニタリングツール「Process Monitor」の最新版v3.5を公開した。Windows Vista以降およびWindows Server 2008以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Process Monitor」は“Windows Sysinternals”で提供されているシステムユーティリティの1つで、システム上のプロセスが行う処理を監視して、リアルタイムで時系列順にリスト表示する。ファイルシステムへのアクセス、レジストリへのアクセス、ネットワークへのアクセス、およびプロセスとスレッドの生成・破棄をモニタリングして、システムのトラブルシューティングに役立てることができる。

 本バージョンでは、ユーザーインターフェイスを表示しない“ヘッドレス”状態でプロセスの挙動を監視するための“/runtime”スイッチが追加。起動時に秒単位で待機時間を指定し、その経過後に自動で終了できるようになった。また、Windows 10で導入されたファイルシステムAPIの詳細を表示できるようになるなどの改善が盛り込まれているという。

 そのほかにも、「Autoruns」や「Du」、「SDelete」といった“Windows Sysinternals”ツールにもアップデートが提供されている。

ソフトウェア情報

「Process Monitor」
【著作権者】
Mark Russinovich 氏
【対応OS】
Windows Vista以降およびWindows Server 2008以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.50(18/02/17)