ニュース
無償カメラアプリ「Microsoft Pix」に名刺認識機能が追加、“LinkedIn”とも連携
読み取ったコンタクトをiOSの「連絡先」アプリや“LinkedIn”へシームレスに追加
2018年3月12日 10:29
日本マイクロソフト(株)は10日、iOS向けに無償提供しているカメラアプリ「Microsoft Pix」にビジネスSNS“LinkedIn”と連携する機能を追加したことを発表した。撮影した名刺の写真から相手の名前や連絡先情報などを自動で認識し、“LinkedIn”アカウントにコンタクト情報を簡単に追加することが可能。iOSの「連絡先」アプリとの連携も行える。
「Microsoft Pix」v1.5.2のカメラは名刺を自動で認識し、撮影画面左下に[連絡先に追加]ボタンを追加する。このボタンをタップするとポップアップが現れ、撮影した名刺から名前、電話番号、メールアドレス、URLといった情報を読み取ることが可能。ポップアップにあるボタンを押せば、読み取った連絡先をiOSの「連絡先」アプリへ簡単に追加できる。
さらに“LinkedIn”にサインインしていれば、読み取った連絡先を“LinkedIn”で検索することが可能。メールや会議に参加しているユーザーの情報を参照したり、自分のコンタクトに追加するといった作業がシームレスに行える。
「Microsoft Pix」は、iOS 10.0以降に対応する無償のカメラアプリ。最新の人工知能技術が投入されており、シャッターを押した直前・直後をバースト撮影して画質を自動調整したり、ベストショットを自動で選び出してくれるのが特徴。人物の顔や被写体を自動認識することもできる。バーストフレームから動きのあるフレームのみをつなぎ合わせて短いループ動画を作成する“ライブショット”や、長い動画を手振れ補正を加えながらコンパクトな動画にする“Hyperlapse”、写真をつなぎ合わせて360度パノラマ写真を作り出す“Photosynth”といった機能も備えており、標準の「カメラ」アプリでは物足りないユーザーにお勧めだ。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Pix Camera」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- iOS 10.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.2(18/03/10)