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NVIDIA製GPUのディスプレイドライバーに複数の脆弱性、修正版がリリース

「Far Cry 5」への最適化なども行われる

同社の脆弱性情報ページ

 米NVIDIAは28日(現地時間)、同社製GPUのディスプレイドライバーに複数の脆弱性が存在することを明らかにした。サービス運用妨害(DoS)や特権の昇格、リモートからの任意コードの実行などを招く恐れがある。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、脆弱性はCVE番号ベースで7件。“CVSS(共通脆弱性評価システム)”のベーススコアは最大で“8.8”となっており、“GeForce”、“NVS”、“Quadro”、“Tesla”といった製品に影響する。

 Windows環境で“GeForce”シリーズを利用している場合は、ドライバーをv391.35へアップデートする必要がある。このバージョンでは脆弱性の修正のほかにも、「Far Cry 5」への最適化などが行われているという。