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仕事から自分の時間を守る機能が“Google カレンダー”に2つ追加 ~“G Suite”で提供
“勤務外(Out of office)”イベントを作成、曜日ごとに業務時間を設定する機能も
2018年6月28日 12:16
米Googleは27日(現地時間)、“健康で幸福なデジタル生活(digital well-being)”を実現するための新機能を“Google カレンダー”に2つ加えることを発表した。すべての“G Suite”エディションで提供される。
1つ目は、“勤務外(Out of office)”イベントを簡単に作成できる機能だ。“勤務外”のスケジュールが登録された時間帯は、通常の時間帯とは異なる外観になり、対応が不能であることを他のユーザーに知らせる。また、“Google カレンダー”はこの時間帯に発生した会議を自動で辞退する。
スケジュールを“勤務外”にするには、作成時に“勤務外”ラベルを選択するだけでよい。タイトルからスケジュールのタイプを学習する機能も備わっており、学習が進めばタイトルを入力するだけで“勤務外”へ自動設定してくれるようになる。
2つ目の機能は、業務時間をカスタマイズする機能だ。“G Suite”の“Google カレンダー”では、業務時間を設定し、その時間外に会議をスケジュールしようとする人に参加できないという通知を送ることができる。
今回のアップデートではこの業務時間のカスタマイズがより柔軟になり、曜日ごとに業務時間を設定できるようになった。また、タイムゾーンと過去のスケジュールパターンから業務時間を推測し、業務時間の設定を促す機能も追加される。