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“Google カレンダー”がフルカラー印刷に対応

イベント作成ポップアップや印刷時の表示オプションも拡充

 米Googleは7月13日(現地時間)、“Google カレンダー”の機能強化を発表した。すべての“G Suite”ユーザーが利用可能で、即時リリース方式のドメインでは同日より、計画的リリース方式のドメインでは7月下旬から段階的にロールアウトされる。

イベント作成機能の強化

 “Google カレンダー”は昨年4月の改善で会議スケジュールの作成フローが改善され、イベントの新規作成ポップアップでゲストや会議室、概要などの情報を記載できるようになった。これに加え、今回の機能強化では以下の要素がサポートされ、わざわざその他のオプションを開く必要がなくなった。

  • ゲストの権限:参加者リストの表示や他のユーザーの招待、イベントの編集などの権限をゲストに設定可能
  • 添付ファイル:イベントの概要とともに資料などのコンテンツを追加可能に
  • カレンダーのプレビュー:イベントの色の選択、通知のカスタマイズ、空き時間情報の設定、イベントの表示設定の変更が可能

 また、このポップアップに用意されている空き時間を探す機能も改善されており、ゲストのスケジュールを重ねて表示し、みんなの都合のいい時間帯に会議を設定するのが簡単になった。

イベント作成機能の強化

フルカラー印刷のサポート

 さらに、カレンダーを印刷する機能も強化された。とくにフルカラー印刷のオプションが追加されたのは便利。イベントの種類ごとに色を分けて管理しているならば、ぜひ活用したい。

 また、表示オプションも拡充され、1日または1週間の予定を1枚の紙に印刷できるようになった。“Google カレンダー”ではこれまで25分未満のイベントが30分未満のイベントと同じ大きさで表示されていたが、先日の改善でより現実に即した大きさでレンダリングされるようになった。新しい表示オプションでも、この改善が反映される。

カレンダーを印刷する機能も強化