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Web版Google カレンダーがオフライン利用に対応 ~Google Workspaceに順次展開

インターネット接続がなかったり、不安定な環境でもスケジュールを確認できる

設定画面の[全般]-[オフライン]セクション

 米Googleは1月20日(現地時間、以下同)、PCでも「Google カレンダー」のオフライン機能を有効化できるようにすると発表した。インターネット接続がなかったり、不安定な環境でも、「Google カレンダー」でカレンダーやイベントを週・日・月別に表示できる。これまでもモバイルアプリならオフライン利用ができたが、今後はPCのWebブラウザーでもオフライン利用が可能となる。

 この機能は同日より、「Google Workspace」のドメインに順次展開される。管理者側では初期設定で有効となっているが、エンドユーザー側では無効となっており、利用するにはデバイスごとに有効化する必要がある。エンドユーザーへの展開は即時リリース方式のドメインの場合は1月25日から、計画的リリース方式のドメインの場合は2月1日から段階的に解放される。実際に利用可能になるまでには、それより15日ほどかかる場合がある。

 オフライン利用が有効化になると、設定画面の[全般]セクションに[オフライン]が追加される。オプションをONにして「Google カレンダー」を再読み込みすると、カレンダー画面右上に同期状態を示すアイコンが表示されるようになる。

 なお、オフライン利用の場合は以下の機能が利用できないので注意。

  • イベントの作成または編集
  • ゲストにメールを送る
  • タスクやリマインダーにアクセスする