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「Skype」のビデオ通話に“クラス最高”の改善 ~「Windows 10 RS5」Build 17704
カスタマイズ可能なカラーテーマなど、チャットメインのユーザーに魅力的な機能も
2018年6月29日 15:17
PC版「Windows 10 Insider Preview」のBuild 17704(RS5)では、同梱の「Skype」アプリでも多くの改善が施されている。これらの機能はいずれ、正式版の「Skype」アプリにも導入される予定だ。
なかでも開発チームが自信を持っているのが、ビデオ通話機能の改善だ。新しいグループ通話キャンバスは柔軟性が高く、どこに誰を表示するのかをドラッグ&ドロップで簡単にカスタマイズ可能。会話を主導するユーザー、プレゼンを行っているユーザー、誕生日を迎えているユーザーなど、その時々でフォーカスしたいユーザーを選択できる。
さらに、会話中にデスクトップ画面を共有したり、会話のスクリーンショットを撮影する機能も追加された。リモート会議に「Skype」を利用するケースは少なくないが、それに役立つ機能が簡単に呼び出せるようになった。
また、ビデオ通話がメインでないユーザーにとってもうれしい機能がいくつか追加されている。たとえば、フィードバックに基づきアプリケーションのレイアウトが変更され、連絡先へのアクセスが容易になった。アプリケーション設定で「Skype」クライアントの色とテーマを選択できるようになったのも、うれしい変更点。派手で楽しい色遣いにするもよし、見やすさを優先して白と黒でまとめてもよし。自分にとって使いやすいカラーリングを選ぶことができる。
そのほかにも、共有されたメディアを一覧する“メディアギャラリー”、通知や反応を集約した“通知パネル”、“@メンション”なども改善されている。
Windows 10 Insider Preview Build 17704の新機能
- メニュー刷新など「Microsoft Edge」に多数の改善 ~「Windows 10 RS5」Build 17704
- 「Skype」のビデオ通話に“クラス最高”の改善 ~「Windows 10 RS5」Build 17704
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ソフトウェア情報
- 「Skype」Windows 10向けプレビュー版
- 【著作権者】
- SkypeおよびMicrosoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.25.0.21(18/06/27)