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「Windows 10 RS5」の「タスク マネージャー」は電力を浪費するプロセスの特定も可能
[プロセス]タブに“電力消費”と“電力の使用率”という2つのカラムが追加
2018年7月2日 15:52
どのアプリケーションがバッテリーに過大な負荷をかけているのかは、一時のCPU利用率だけでは測ることができない。そこでPC版「Windows 10 Insider Preview」のBuild 17704(RS5)では、「タスク マネージャー」が拡張。プロセスごとの電力消費を把握できるようになった。
Build 17704の「タスク マネージャー」の[プロセス]タブには、“電力消費”と“電力の使用率”という2つのカラムが追加されている。“電力消費”カラムは、アプリケーションやサービスが瞬間的にどれほどの電力を消費しているかを示す。電力消費の評価は、CPUの利用率だけでなく、GPUの利用率やディスクアクセスも考慮されているようだ。
一方、“電力の使用率”カラムは電力使用量の傾向を表している。最初は何も表示されないが、2分を経過するとその間の電力使用量に基づいて傾向が判定される。
これまでも「Windows 10 Insider Preview」では「タスク マネージャー」にさまざまな改善が盛り込まれている。興味があればご覧いただきたい。
- Build 16237:ユーザーインターフェースがアップデート。DirectXのバージョンやGPUの物理的な場所を確認できるように
- Build 16241:[プロセス]タブでアプリケーションのグループ化がサポート
- Build 16226:GPUのパフォーマンスをモニタリングできるように
Windows 10 Insider Preview Build 17704の新機能
- メニュー刷新など「Microsoft Edge」に多数の改善 ~「Windows 10 RS5」Build 17704
- 「Skype」のビデオ通話に“クラス最高”の改善 ~「Windows 10 RS5」Build 17704
- 「Windows Defender」に“疑わしい動作をブロックする”機能 ~「Windows 10 RS5」Build 17704
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