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ギャラリー・通知パネルを実装した“新しいSkype”がWindows 10にも ~v12.10が公開

プロフィール画面のプルダウンで在席状況を変更、検索機能も強化

「Skype」v12.10.572.0

 米Microsoft Corporation傘下のSkypeは11日(現地時間)、Windows 10向け「Skype」アプリの最新版v12.10.572.0を公開した。v12.9からの一連のアップデートにより、Windows デスクトップ版で展開されていた“新しいSkype”がWindows 10環境にも導入された格好だ。

 “新しいSkype”では必要なときに必要なものへアクセスできるよう、ユーザーインターフェイスの各所にさまざまな改善が施されている。

 たとえば、チャット画面のヘッダーへ新たに設けられた[ギャラリー]ボタンを利用すれば、そこで共有されたファイル、リンク、メディアといったコンテンツを一覧表示することが可能。これで共有コンテンツがメッセージに埋もれてしまうことがなくなる。

チャットの共有コンテンツを一覧表示する[ギャラリー]画面

 また、サイドパネルの上部に追加された[通知]パネルも便利。不在中に送られたメンションやグループ会話のコメント、引用などをまとめてチェックすることができる。[通知]パネルのメッセージをクリックすれば、チャットへ直接ジャンプすることも可能。サイドパネルに“Fluent Design System”のアクリル効果が導入されているのもポイントだ。

通知を集約した[通知]パネル(v12.9で実装)
在席状況の変更方法が改善

 さらに本バージョンでは在席状況の変更方法が改善。プロフィールアイコンをタップしてプルダウンを操作する仕組みに改められ、アクティブ・応答不可・ログイン状態を隠すという3つのステータスを簡単に切り替えられるようになった。

 そのほかにも、検索機能が強化。チャットを横断検索できるようになっているため、目的のメッセージを探しやすくなっているという。

 Windows 10向け「Skype」アプリは、現在“Microsoft ストア”から無償でダウンロード可能。すでにインストールしている場合は「ストア」アプリ経由でアップデートできる。

ソフトウェア情報

「Skype」Windows 10版
【著作権者】
SkypeおよびMicrosoft Corporation
【対応OS】
Windows 10/Windows 10 Mobile
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.10.572.0(17/12/11)