ニュース
Windows/Mac版「Adobe Creative Cloud」デスクトップアプリに特権昇格の脆弱性
セキュリティアップデートが公開
2018年8月29日 08:00
米Adobe Systemsは8月28日(現地時間)、Windows/Mac版「Adobe Creative Cloud」デスクトップアプリケーションに脆弱性が存在することを発表した。セキュリティアップデートがリリースされている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB18-32)によると、「Adobe Creative Cloud」v4.6.0およびそれ以前のバージョンには証明書を検証する処理に不備があり、特権昇格が引き起こされる可能性がある(CVE-2018-12829)。深刻度は同社基準で3段階中上から2番目の“Important”。同社は適用優先度を“2(悪用の可能性は低いが早めの更新するのが望ましい)”と定め、v4.6.1へのアップデートを推奨している。
「Adobe Creative Cloud」は現在、同社のダウンロードセンターからダウンロード可能。バージョンは[環境設定]メニューから確認できる。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Creative Cloud」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows/Mac
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.6.1.393(18/08/28)