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Twitter APIの新しいレート制限、導入は10月22日へ延期 ~緩和希望は10月17日までに審査を
ツイート・リツイートはアプリ全体で3時間あたり300件まで
2018年9月3日 15:24
米Twitterは9月1日(現地時間)、POSTエンドポイントに対するレート制限の導入を10月22日へ延期すると発表した。当初は9月10日に導入される予定だったが、1カ月余り延びた格好だ。
ツイートの投稿やダイレクトメッセージの送信など、“Twitter”のデータベースに変更を加えるPOST系のAPIには、一定時間あたりに利用できる回数に制限が課せられている(レート制限)。これはスパム行為や望ましくない自動化を防止するために必要な措置だが、10月22日からはこのレート制限が厳しくなる。
- ツイートおよびリツイート(合算値):3時間で300件
- いいね:24時間で1,000件
- フォロー:24時間で1,000件
- ダイレクトメッセージ:24時間で15,000件
この制限はアプリ単位なので、一部のアプリユーザーがAPIリクエストを浪費してしまうと、他のユーザーがアクセスできなくなるなどの影響が及ぶ。
同社によると、この制限を超えるアプリケーションはごく一部とのことだが、多くのユーザーを抱える有名な“Twitter”クライアントにとっては大きな問題となる。所定の審査をパスすれば、従来のレベルにまで制限を緩和することはできるが、新しいレート制限の影響を回避するには10月17日までにすべての手順を完了する必要がある。