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トレンドマイクロ製品がAppleのApp Storeで公開停止に ~Web閲覧履歴を送信していた問題が原因か
iOS版の「ウイルスバスター モバイル」や「パスワードマネージャー」などが入手不能
2018年9月12日 14:50
トレンドマイクロ(株)は12日、同社製のアプリがApple社のApp Storeで一次公開停止になっていることを発表した。停止されているアプリは以下の通り。
- ウイルスバスター モバイル(iOS版)
- パスワードマネージャー(iOS版)
- ウイルスバスター for Home Network(iOS版)
- ウイルスバスターマルチデバイス月額版(iOS版)
- ウイルスバスターモバイル月額版(iOS版)
- ウイルスバスター+デジタルサポート月額版(iOS版)
- パスワードマネージャー月額版(iOS版)
- フリーWi-Fiプロテクション(iOS版)
- Trend Micro Mobile Security (iOS デバイス)
- Jewelry Box (iOS版)
- ライトクリーナー/ライトクリーナーLE
なお、「ウイルスバスター モバイル」は「ウイルスバスター クラウド」経由でのダウンロードもできなくなっているとのこと。
トレンドマイクロ製品については、「Dr Cleaner」「Dr. Antivirus」「Dr. Unarchiver」などのアプリがWeb閲覧履歴を同社のサーバーに送信していたことが問題となっている。今回の公開停止処置はそのことに関連があることが予想されるが、同社は現在詳細を確認中だという。
なお、すでにインストール済みのアプリやAndroid版のアプリに影響はなく、現在も正常に利用できるとのこと。
9月13日編集部追記:トレンドマイクロ社の発表情報が更新され、公開停止となっているアプリが追加されたため、記事に反映しました。