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トレンドマイクロ製品がAppleのApp Storeで公開停止に ~Web閲覧履歴を送信していた問題が原因か

iOS版の「ウイルスバスター モバイル」や「パスワードマネージャー」などが入手不能

トレンドマイクロ製アプリがApp Storeからダウンロード不能に

 トレンドマイクロ(株)は12日、同社製のアプリがApple社のApp Storeで一次公開停止になっていることを発表した。停止されているアプリは以下の通り。

  • ウイルスバスター モバイル(iOS版)
  • パスワードマネージャー(iOS版)
  • ウイルスバスター for Home Network(iOS版)
  • ウイルスバスターマルチデバイス月額版(iOS版)
  • ウイルスバスターモバイル月額版(iOS版)
  • ウイルスバスター+デジタルサポート月額版(iOS版)
  • パスワードマネージャー月額版(iOS版)
  • フリーWi-Fiプロテクション(iOS版)
  • Trend Micro Mobile Security (iOS デバイス)
  • Jewelry Box (iOS版)
  • ライトクリーナー/ライトクリーナーLE

 なお、「ウイルスバスター モバイル」は「ウイルスバスター クラウド」経由でのダウンロードもできなくなっているとのこと。

 トレンドマイクロ製品については、「Dr Cleaner」「Dr. Antivirus」「Dr. Unarchiver」などのアプリがWeb閲覧履歴を同社のサーバーに送信していたことが問題となっている。今回の公開停止処置はそのことに関連があることが予想されるが、同社は現在詳細を確認中だという。

 なお、すでにインストール済みのアプリやAndroid版のアプリに影響はなく、現在も正常に利用できるとのこと。

9月13日編集部追記:トレンドマイクロ社の発表情報が更新され、公開停止となっているアプリが追加されたため、記事に反映しました。