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Windows 10の“タイムライン”機能、Androidからもアクセス可能に

プレビュー版「Microsoft Launcher」でサポート。iOS向けのプレビューも間もなく開始

Windows 10の“タイムライン”機能へAndroidからもアクセス可能に

 米Microsoftは10月2日(現地時間)、「Windows 10」の“タイムライン”がAndroid端末でもできるようになったことを発表した。同社がAndroid向けにリリースしているホーム画面アプリ「Microsoft Launcher」をインストールし、PCと同じ“Microsoft アカウント”でログインすると、「Windows 10」のアクティビティ履歴へアクセスできるようになる。

 “タイムライン(Timeline)”は、タスク切り替え機能“タスク ビュー”を拡張して、以前行っていた作業(アクティビティ)へ切り替えられるようにしたもの。画面右側のスライダーを操作し、過去のアクティビティをさかのぼることが可能で、「Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)」から搭載されている。“タイムライン”は複数のPCで同期させることも可能で、PCで閲覧していたコンテンツの続きをタブレットで楽しんだり、デスクトップPCで作成したクラウド文書をノートPCで編集したいといったシーンで役立つ。

 Android版「Microsoft Launcher」では、「Windows 10」の“タイムライン”を端末に同期して、過去7日間の“アクティビティ”を遡ることが可能。PCで今朝チェックしていたWebサイト、週末に編集していた「Microsoft Word」ドキュメントなどへ簡単にアクセスできる。ただし、テストへ参加してプレビュー版(v5.0)を手に入れる必要がある。iOSでのテストも間もなく開始される見込みだ。

“タイムライン”機能は「Microsoft Launcher」プレビュー版で利用可能
「Windows 10」の“アクティビティ”を過去7日間分遡ることが可能