ニュース
「メモ帳」として起動できるようになった無料テキストエディター「Notepad++」v7.5.9
「メモ帳」に関連付けられたファイルを「Notepad++」で開くことが可能
2018年10月17日 06:00
無料のテキストエディター「Notepad++」の最新版v7.5.9が、10月15日に公開された。最新版の主な変更点は、「メモ帳」(notepad.exe)をリプレイスできるようになったこと。「メモ帳」に関連付けられたファイルをダブルクリックなどで開こうとすると、「Notepad++」で開くことが可能だ。
「Notepad++」を「メモ帳」として起動するには、まずスタートメニューなどからコマンドプロンプト(cmd.exe)を管理者権限で起動する。次に、以下のコマンドを入力すればよい。
reg add "HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\notepad.exe" /v "Debugger" /t REG_SZ /d "\"%ProgramFiles(x86)%\Notepad++\notepad++.exe\" -notepadStyleCmdline -z" /f
編集部で試用したところ、スタートメニューから「メモ帳」を指定した際や、テキストファイルの右クリックニューから[編集]コマンドを実行した際のほか、[Windows]+[R]キーなどから開く“ファイル名を指定して実行”で“notepad.exe”を実行した際にも「Notepad++」が起動するようになった。
元の状態に戻すには以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行すればよい。
reg delete "HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\notepad.exe" /v "Debugger" /f
「Notepad++」は、オープンソースで開発されているプログラマー向けのテキストエディター。実行速度を重視したコンパクトなサイズながら、幅広いプログラミング言語をサポートしたコード補完機能とシンタックスハイライト機能を備えており、海外のプログラマーを中心に幅広い支持を受けている。寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「Notepad++」
- 【著作権者】
- Notepad++ team
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 7.5.9(18/10/15)