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「Microsoft Silverlight」が新元号へ対応
約1年半ぶりのアップデート
2019年1月17日 14:33
米Microsoftは1月15日(現地時間)、「Microsoft Silverlight」の最新版Build 5.1.50918.0をリリースした。約1年半ぶりのアップデートとなる。
「Microsoft Silverlight」は、ビデオやアニメーションを利用した、いわゆる“リッチコンテンツ”を再生するためのWebブラウザー用プラグイン。さまざまな環境をカバーしたマルチプラットフォームソリューションで、Windows上の「Internet Explorer」「Google Chrome」「Firefox」やMac上の「Safari」に対応するほか、かつては同社のモバイルOS「Windows Phone 7」のアプリケーションプラットフォームとしても利用されていた。しかし、ブラウザープラグインからHTML5への移行が進むなか、近年ではWebブラウザーによるサポート停止が相次いでいる。現在「Silverlight」を利用できるのは、「Internet Explorer」のみだ(2021年10月12日までサポート)。
同社が公開したリリースノートによると、今回のアップデートでは今年5月に予定されている改元への対応が行われているとのこと。新しい元号を処理するため、日時の計算処理に修正が加えられている。