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「Evernote Web Clipper」に脆弱性 ~最新版のv7.11.1で修正済み

“同一生成元ポリシー”をバイパスされる可能性

「Evernote Web Clipper」v7.11.1

 米Evernoteは、「Evernote Web Clipper」に脆弱性が存在したことを発表した。最新版のv7.11.1で修正済みだという。

 「Evernote Web Clipper」は、閲覧中のWebページを“Evernote”へ手軽にクリップできる「Google Chrome」用の拡張機能。今回修正された脆弱性は、Webブラウザーが他の“生成元”(ほぼドメインに相当)のセッション情報にアクセスできない仕組み“同一生成元ポリシー”をバイパスできてしまうというもの。表示したWebサイトとは無関係なWebサイトへセッション情報が漏洩する可能性がある。

 「Evernote Web Clipper」は、「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v75.0.3770.80で動作を確認した。現在、ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Evernote Web Clipper」
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.11.1(19/05/31)