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「Evernote Web Clipper」に脆弱性 ~最新版のv7.11.1で修正済み
“同一生成元ポリシー”をバイパスされる可能性
2019年6月10日 14:13
米Evernoteは、「Evernote Web Clipper」に脆弱性が存在したことを発表した。最新版のv7.11.1で修正済みだという。
「Evernote Web Clipper」は、閲覧中のWebページを“Evernote”へ手軽にクリップできる「Google Chrome」用の拡張機能。今回修正された脆弱性は、Webブラウザーが他の“生成元”(ほぼドメインに相当)のセッション情報にアクセスできない仕組み“同一生成元ポリシー”をバイパスできてしまうというもの。表示したWebサイトとは無関係なWebサイトへセッション情報が漏洩する可能性がある。
「Evernote Web Clipper」は、「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v75.0.3770.80で動作を確認した。現在、ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Evernote Web Clipper」
- 【著作権者】
- Evernote Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.11.1(19/05/31)