ニュース
Excel表を指定キーでファイル分割可能になった「エクセルのお供:アテンダント」v5.7
名簿を住所の都道府県別のファイルに分割するといった使い方が可能
2019年8月29日 06:30
(有)オズシステムは8月28日、よく使う「Microsoft Excel」ブックの一括処理をまとめたツール「エクセルのお供:アテンダント」の最新版v5.70を公開した。今回のアップデートでは、表のデータを指定列の値をもとに振り分け、ファイルやシートに分割できる“データ振り分け分割”機能が追加された。たとえば、名簿を住所の都道府県別のファイルに分割するといった使い方が可能だ。
“データ振り分け分割”機能を利用するには、メイン画面の[単複数ブック処理]-[データ振り分け分割]で開くダイアログから利用できる。まず、処理対象のファイルとシート、出力フォルダーを指定し、[作成するブック]領域でデータの分割先をシートもしくはブックから選択する(両方選択することも可能)。次に、[オプション]領域で[一覧と振り分け]を選択し、[指定桁]ドロップダウンリストで、データを振り分けるキーとなる列を指定し、[F12:Excel出力]ボタンを押せば処理が開始される。
[オプション]領域の[タイトル行数]をドロップダウンリストではタイトル行として振り分けに用いない行数を設定できるほか、[振り分け方法]領域にある[指定文字位置から指定文字数で振り分ける]チェックボックスをONにすると、キー列のデータのうち指定した文字範囲のみをキーにして振り分けることが可能。さらに、[振り分け方法]領域で[値指定]を選択し、キーワードを入力するとそのキーワードに合致したデータのみを振り分けられる。
「エクセルのお供:アテンダント」はブックやシート統合・分割、2つのシートの比較、複数のブックを横断した検索・置換、フォーマットの一括変換、連続印刷など、「Excel」のブックやシートを扱う上で利用頻度の高い処理、40種類以上をひとまとめにしたツール。Windows XP/Vista/7/8/10に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、機能を拡張した有償版「アテンダントPro」もラインナップされている。
ソフトウェア情報
- 「エクセルのお供:アテンダント」
- 【著作権者】
- (有)オズシステム
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.70(19/08/28)