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無料の画像ビューワー「IrfanView」v4.54が公開 ~複数回のアンドゥ・リドゥに対応
脆弱性の修正も
2019年12月17日 06:45
定番の画像ビューワー「IrfanView」の最新版v4.53が、12月12日に公開された。本バージョンでは、複数回のアンドゥ・リドゥに対応するなどの機能強化が施されている。
最大20回のアンドゥ・リドゥが可能で、最大回数は[Properties/Settings]ダイアログの[Browsing / Editing]画面で設定可能。また、[Browsing / Editing]画面では、選択範囲の境界線の太さを変更できるようになっている。
さらに、v4.53で追加された拡大鏡ツール([Ctrl]+[Shift]キーを押しながらマウスカーソルを移動することで起動)を強化。フルスクリーン状態でも利用できるようになったほか、[Properties/Settings]ダイアログの[Viewing]画面から無効化できるようになった。
そのほか、[Help]-[Installed Plugins]項目からプラグインの有効・無効を個別に切り替えられるようになるなどの変更が施されている。
加えて、BMPファイルの読み込みでバッファーオーバーフローが発生し、情報漏洩や情報を改ざん、サービス運用妨害(DoS)が引き起こされる可能性がある脆弱性などが修正されている。
「IrfanView」は、さまざまな画像フォーマットに対応した定番のグラフィックビューワー。プラグインで対応形式を拡充することが可能で、音声ファイルや動画ファイルの再生にも対応するほか、画像の編集・加工機能も一通り備えている。対応OSは64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10で、個人での非商用利用や教育機関などでの利用に限り無償で利用可能。現在、本ソフトの公式Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、“Microsoft ストア”での無償配布も行われている。
ソフトウェア情報
- 「IrfanView」
- 【著作権者】
- Irfan Skiljan 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人での非商用利用や教育機関などでの利用に限る。寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 4.54(19/12/12)