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「Google Chrome 79」にセキュリティアップデート ~深刻度“High”の脆弱性を1件修正
メディアピッカーにメモリ解放後使用の欠陥
2019年12月18日 10:30
米Googleは12月17日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v79.0.3945.88を公開した。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
本バージョンでは、メディアピッカーにおけるメモリ解放後使用(Use After Free)の脆弱性が1件修正された(CVE-2019-13767)。Googleの脆弱性調査チーム“Project Zero”のメンバーによって発見されたもので、深刻度は同社基準で4段階中上から2番目の“High”と評価されている。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)から手動でアップデートすることも可能。