ニュース

ARM64ビルドが“Dev”チャンネルに ~「Microsoft Edge」拡張機能ストアの登録受付も開始

ピン留めウィザード、Windowsハイコントラストへの対応、イマーシブ リーダーのテーマ拡充もチェック!

「Microsoft Edge」v80.0.361.5

 米Microsoftは12月17日(現地時間)、次期「Microsoft Edge」の“Dev”チャンネルをアップデートした(v80.0.361.5)。本バージョンは「Microsoft Edge 80」の最終ビルドで、次の“Beta”チャンネルの候補となる。また、今年のアップデートはこれが最後になる予定。

 本ビルドでは、“Canary”チャンネルでテストされていたネイティブARM64ビルドを追加。“Surface Pro X”をはじめとするArmプロセッサー搭載デバイスにおけるパフォーマンスが期待できる。一部WebサイトのDRMビデオが正常に再生できないという問題は抱えるものの、正式リリースに向けて着実な改善が進められているようだ。

新しい「Microsoft Edge」の拡張機能ストア

 そのほかにも、Macの“Touch Bar”対応の強化や、新しい「Microsoft Edge」の拡張機能ストア“Microsoft Edge Addons”の正式開設もアナウンスされた。拡張機能の受け付けも開始されている。また、今後のリリースで導入される3つの機能が発表された。

ピン留めウィザード

 閲覧履歴からトップサイトの候補を提案し、手軽にタスクバーへピン留めできるようにするウィザードを追加。[その他のツール]メニューから利用できる。

ピン留めウィザード

ハイコントラストテーマのサポート(Windows)

 視覚障害者やロービジョン・弱視のユーザーでも見やすい画面配色“ハイコントラスト”がWindows版でサポートされた。OSで設定を有効している場合、それに従って「Edge」にも“ハイコントラスト”配色が適用される。現行の「Edge」と同等の機能に追いついた格好だ。

ハイコントラストテーマのサポート

“イマーシブ リーダー”のテーマ拡充

 余計なヘッダーやナビゲーション、広告などを廃してコンテンツの閲覧に集中できるようにする“イマーシブ リーダー”(現行の「Edge」の“読み取りビュー”)では、選択可能なテーマの数が大幅に増えた。自分の見やすいテーマを選択すれば、目の疲れを軽減し、コンテンツの読解に集中できる。

“イマーシブ リーダー”のテーマ拡充