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Microsoft、ARM64ネイティブの「Microsoft Edge」を“Canary Channel”でリリース(2020年1月21日追記)
2020年1月には“Beta Channel”での配布も開始された
2019年11月14日 08:30
米Microsoftは11月13日(現地時間)、ARM64アーキテクチャーでネイティブ動作する「Microsoft Edge」(「Chromium」ベース)を“Canary Channel”で利用可能になったと発表した。“Surface Pro X”をはじめとするArmプロセッサー搭載デバイスのポテンシャルを引き出し、快適に利用できるようになる。
ARM版「Windows 10」はx86アプリのエミュレーション機能を備えており、既存のアプリの多くをそのまま動作させられる。ただし、このエミュレーション機能は32bitアプリにしか対応していない(x64アプリは動作不能)。ARMデバイスの能力を最大限に引き出すにも、ARM64にネイティブ対応したビルドは必要であった。
ARM64版「Microsoft Edge」は、より安定した“Dev Channel”や““Beta Channel”でも近いうちに利用できるようになるとのこと。来年1月15日に予定されている正式リリースに間に合うかは不透明だが、ARM版「Windows 10」の普及を後押しする存在になることが期待される。
We're pleased to announce that Microsoft Edge for ARM is now available in the Canary channel! Canary is now built natively for the ARM64 architecture that powers some Windows 10 devices, including the new Surface Pro X. It will soon come to the Dev and Beta channels as well.pic.twitter.com/cKg1H3Utfd
— Microsoft Edge Dev (@MSEdgeDev)November 13, 2019
2020年1月21日編集部追記: 1月21日現在、“Beta Channel”での配布も開始されている。