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無料の小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」に“表記ゆれ確認”機能が追加

音引きの有無や小書き文字の使い方、同音異義語などをチェックできる

『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』v1.5.8

 クロノス・クラウン(同)は12月23日、執筆した原稿の推敲をサポートするツール『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』の最新版v1.5.8を公開した。最新版では新たに“表記ゆれ確認”機能が追加されている。

 “表記ゆれ確認”機能では、音引きの有無や小書き文字の使い方、同音異義語など表記ゆれが起こりやすい単語を検索し、リストアップできる。リストアップする単語はインストールフォルダー以下にある“¥tool¥notation_fluctuation¥dic”フォルダー内の辞書ファイルで定義されており、ユーザーが任意の単語を追加することも可能。また、特定の表記を対象から除外することもできる。

“表記ゆれ確認”機能の設定画面

 ほかにも、本バージョンではポジティブな表現の出現数とネガティブな表現の出現数の推移をグラフ表示する“センチメント分析”機能や、指定した文字数で改行を挿入する“指定文字数改行”も改良されているという。

 『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』は、“文末重複確認”や“段落先頭重複確認”機能など、小説の原稿をさまざまな角度から検討するときに便利な機能を多数備えたツール。寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』
【著作権者】
柳井 政和 氏
【対応OS】
編集部にてWindows 10で動作確認
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.5.8(19/12/23)