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Twitter、人々を騙すために改竄された画像・動画への対策に本腰 ~警告ラベルを付与、悪質な場合は削除も

3月5日より開始

人々を騙すために改竄された画像・動画へ警告ラベルを付与、悪質な場合は削除も

 米Twitterは2月4日(現地時間、以下同)、合成または操作されたメディアに対する新たな対策を発表した。タイムライン上の動画や写真が人々を欺くため意図的に改竄されていた場合、これに“操作されたメディア”というラベルを付けて警告する。この変更は、3月5日より開始される予定。

 “Twitter”では日々、多くの写真や動画が共有されているが、なかには本物のメディアを加工して人々に誤った知識を植え付けたり、義憤を煽って悪用しようとするものも含まれている。同社は昨年秋より、そうした悪質なコラ画像やデマ動画にどのように対処するべきかを、市民団体や学術研究者も交えて検討してきたが、このほどその結果がまとめられ、“Twitter ルール”に反映されることになった。

 “Twitter”の新たなルールでは、危害をもたらすおそれのある合成または操作されたコンテンツを共有し、他者を欺いてはならないことが明記される。また、ユーザーがその信憑性を確認するための手段も併せて提供される。

 具体的には、悪意ある合成・操作があると判断されたコンテンツには“操作されたメディア”というラベルが付与され、リツイートや“いいね”をする前に確認するよう警告される。このラベルをタップすると、より信頼度の高いソースからの情報へアクセスし、オリジナルと見比べてどのように改竄されているのかを自らの目で確認することができる仕組みだ。

 また、デマコンテンツを“Twitter”上で表示されにくくする仕組みや、“おすすめ”に掲出されないようにする措置も導入される。より悪質であると判断されたデマコンテンツに関しては“Twitter”側で削除することもあるという。

ラベル付けと削除の基準