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ツールのボタンがグループ化された無料の画像編集ツール「GIMP」v2.10.18が公開
選択範囲を3D空間上で回転させたように変形できる[3D 変換]ツールが追加
2020年2月27日 06:45
フリーの定番画像編集ツール「GIMP」の最新安定版v2.10.18が、2月24日に公開された。今回のアップデートでは、左サイドバーに表示されるツールのボタンがグループ化され、コンパクトに表示できるようになっている。
グループ化されたボタンは、長押しで展開して他のツールのボタンに切り替えることが可能。また、[GIMP の設定]ダイアログの[ツールボックス]画面でグループ化を解除したり、カスタマイズすることもできる。
また、スライダーによる数値の操作が改善され、[Shift]+ドラッグで数値の変動幅を細かくしたり、[Ctrl]+ドラッグで変動幅を大きくすることが可能になった。スライダーのホイールボタンクリックで数値欄にフォーカスを移動したり、スライダーの右クリックで数値欄の数値を選択状態にすることもできる。
このほか、選択範囲を3D空間上で回転させたように変形できる[3D 変換]ツールが追加されたほか、“Symmetry”モードに回転と反射を組み合わせて使える[Kaleidoscope]オプションが追加されるなどの変更が施されている。
「GIMP」は、Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在同プロジェクトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「GIMP」
- 【著作権者】
- Spencer Kimball, Peter Mattis and the GIMP Development Team
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.10.18(20/02/24)