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「Node.js」のリリーススケジュールも再調整 ~新型コロナウイルス(COVID-19)の影響

v12.xで他製品への影響緩和のためのスケジュール変更

予定されていた「Node.js」のリリーススケジュール

 「Node.js」プロジェクトは4月3日(米国時間、以下同)、「Node.js」でもリリーススケジュールの調整を行うと発表した。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により「Google Chrome」や「Chrome OS」「Microsoft Edge」などでリリースの延期や中止、前倒しなどが行われているが、それらが「Node.js」にも影響した格好だ。

v10.x(LTS)

 次に予定されているv10.xのリリースは、4月7日。v10.xは5月19日にアクティブ(Active)フェイズを終え、不具合修正のみのメンテナンス(Maintenance)フェイズに入るが、その前にセマンティックバージョンに基づくパッチリリースが行われる可能性がある。

v12.x

 v12.xのスケジュールは「Node.js」を利用する他の製品への影響を緩和するため、戦略的な延期が行われる。次のv12.xのリリースは4月7日に予定されているが、その後のスケジュールは以下のようになる見込み。

  • v12.17.0:5月26日
  • v12.18.0:8月25日

 なお、v12.xは2020年10月20日にメンテナンスフェイズに入る予定だが、リリースチームの判断で変更される可能性があるとのこと。

v13.x

 現在のリリーススケジュールに変更の予定はない。2020年6月に予定されているカレント(Current)フェイズの終了日にも変更はない。

v14.x

 現在のところ、2020年4月21日に初期リリースが行われる予定に変更はない。初期リリースののちは、通常のスケジュールに沿ってリリースが行われる。

 ただし、2020年10月20日に予定されているLTS(長期サポート)フェイズ入りは、リリースチームの判断で変更される可能性がある。