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関係ない人はリプライしないで! Twitterが返信可能なユーザーを限定するオプションをテスト(8月17日追記)
8月11日より全ユーザーに開放
2020年5月21日 10:30
米Twitterは5月21日(日本時間)、ツイートに返信できるユーザーを限定するオプションのテストを開始したと発表した。ごく一部の“Twitter”アカウントを対象に、iOS/Androidアプリと“twitter.com”でグローバルで展開される。
現在、“Twitter”に投稿したツイートには基本的に誰でもリプライできる(ブロックされている場合は除く)。しかし、見ず知らずの人からからいきなり反対や批判のリプライがきてトラブルになることも少なくない。友人なら許されるやり取りであっても、これまで接点のなかったユーザーからだと不快に感じることもある。
今回導入される新しいオプションは、こうした問題の改善に役立つ可能性がある。ツイートに返信できるユーザーをフォロワーやメンションのやり取りがある人に限定できる(デフォルトは全員が返信可能)ので、“招かれざる客”を会話から遠ざけたり、文脈を把握していないユーザーに拡散して誤解が広がることを防ぐことができるだろう。
返信が制限されているツイートにはラベルが付けられ、自分がその対象でない場合は返信アイコンがグレーアウトされる。ただし、返信できない人もツイートを見たり、リツイートしたり、コメント付きリツイートしたりすることは可能だ。
Testing, testing...
— Twitter (@Twitter)May 20, 2020
A new way to have a convo with exactly who you want. We’re starting with a small % globally, so keep your 👀 out to see it in action.pic.twitter.com/pV53mvjAVT
なお、この機能は“Twitter API”でのサポートも検討されているが、実際にサポートされるのは実験の結果次第だ。とはいえ、API経由でのリプライが今回の実験オプションにより拒否された場合は専用のエラーコード(443)が返されるので、クライアント開発者はこれに対応する必要があるだろう。
5月21日13:00追記: 公式ブログの内容をもとに加筆しました。
8月17日編集部追記: Twitterは8月11日、返信可能なユーザーを限定するオプションを全ユーザーに開放したことを発表した。編集部でも同オプションを利用できることを確認している。
This new conversation experience is here for everyone! When composing a Tweet, tap “🌎 Everyone can reply” to change who can reply.
— Twitter Support (@TwitterSupport)August 11, 2020
We’re just getting started with features to help you feel safer Tweeting and have more meaningful conversations. Details:https://t.co/gWspbKs5SGpic.twitter.com/K0VLQ09ikP