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Microsoft、モバイル版「Microsoft Teams」でコンシューマー向け新機能をプレビュー
一般提供は今年後半。デスクトップ版やWeb版「Teams」への拡張も
2020年6月24日 15:17
米Microsoftは6月22日（現地時間）、今年3月に発表したコンシューマー向けモバイル版「Microsoft Teams」アプリの新機能をプレビュー公開したと発表した。本日より段階的な展開が開始され、数週間後には完了する見込み。
「Microsoft Teams」は仕事向けというイメージが強いが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で家庭でのコミュニケーションや情報共有に使いたいというニーズは高まっている。仕事に用いている「Microsoft Teams」アプリに個人用の“Microsoft アカウント”でログインし、これまで別々のアプリで利用していたチャットやカレンダー、タスク管理といった機能をひとまとめにできればより便利になるだろう。まだ“Microsoft アカウント”を持っていない場合は、電話番号でパスワードレスアカウントを作成することもできる。
個人用アカウントでも、仕事で「Teams」を利用するときと同様、テキストや音声、ビデオでコミュニケーションが可能。まずは家族でグループを作るのがおすすめだが、1対1での会話も行える。
また、アニメーションGIF画像や写真、ビデオ、ドキュメントなどを共有する機能や、待ち合わせのときなどに便利な位置情報を共有する機能も提供される。ドキュメントはクラウドストレージ“OneDrive”に保存されるため、スマートフォンがなくても他のデバイスからアクセス可能。コンテンツは二段階認証とエンドツーエンド暗号化で保護されるので、ホームWi-Fiやストリーミングサービスのパスワードといった重要な情報を管理するのにも向いている。
グループ画面はチャットとダッシュボードを切り替えられるようになっており、ダッシュボードに戻れば共有した位置情報やイベント、タスク、メディアをいつでも確認できる。
なお、これら新機能の一般提供は今年後半の見込み。デスクトップ版やWeb版「Teams」への拡張も行われる。