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「Microsoft Edge 83」に深刻度“High”の脆弱性 ~修正版v83.0.478.56が公開

「Google Chrome」v83.0.4103.116と同じ拡張機能に関わるもの

「Microsoft Edge」v83.0.478.56がリリース

 米Microsoftは6月24日(現地時間、以下同)、「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」安定版をアップデートした(v83.0.478.56)。Windows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロードできる。

 今回のアップデートは、不具合の修正とパフォーマンスの改善を施したマイナーアップデート。脆弱性の修正も、CVE番号ベースで1件含まれている。内容は「Google Chrome」v83.0.4103.116で修正されたものと同じで、拡張機能に関わるもの。深刻度は4段階中最高の上から2番目の“High”と評価されている。

 すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。ただし、「Edge 83」からはアップグレードに伴い不具合がないか確認しながら慎重に提供範囲を拡大していく“プログレッシブロールアウト”と呼ばれるアップデートの仕組みが導入されているため、すぐにはアップデートを受け取れない場合がある。