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「Microsoft Edge 83」にCVE番号ベースで3件の脆弱性 ~修正版v83.0.478.54が公開

深刻度の評価はいずれも“High”

「Microsoft Edge」v83.0.478.54がリリース

 米Microsoftは6月17日(現地時間、以下同)、「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」安定版をアップデートした(v83.0.478.54)。Windows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロードできる。

 本バージョンは、脆弱性への対処を施したセキュリティアップデート。CVE番号ベースで3件の問題が解決された。これらの脆弱性は「Google Chrome」v83.0.4103.97で修正されたものと同じで、深刻度はいずれも4段階中最高の上から2番目の“High”と評価されている。

 すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。ただし、「Edge 83」からはアップグレードに伴い不具合がないか確認しながら慎重に提供範囲を拡大していく“プログレッシブロールアウト”と呼ばれるアップデートの仕組みが導入されているため、すぐにはアップデートを受け取れない場合がある。