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May 2020 Updateの「Microsoft Edge」は省メモリ ~ブラウジング時の消費量を最大27%削減

“Segment Heap”によりメモリの利用効率が向上

公式ブログ“Microsoft Edge Blog”

 「Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004)」の「Microsoft Edge」では、Webブラウジングの際のメモリ消費が大きく削減されているという。米Microsoftが6月17日(現地時間)、公式ブログ“Microsoft Edge Blog”で明らかにした。

 「May 2020 Update」(Build 19041)以降では、モダンアプリで利用されているヒープメモリの管理実装“Segment Heap”がWin32アプリでも利用できるようになり、メモリの利用効率が向上している。この仕組みは「Microsoft Edge」にも取り入れられており、同社が内部テストではブラウジングの際のメモリ使用量が最大27%削減できることが確認されたという。

 「May 2020 Update」は現在、「設定」アプリの[更新とセキュリティ]-[Windows Update]セクションにある[更新プログラムのチェック]ボタンを押して、手動でアップデートの確認を行っている一部のユーザーを対象に配信されている。