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フリーのオフィス統合環境「LibreOffice 6.4.5」が公開 ~v6.3からの移行にも耐える品質に

100以上の不具合を修正した“Fresh”版の最新リリース

The Document Foundation、「LibreOffice 6.4.5」を公開

 The Document Foundation(TDF)は7月2日(中央ヨーロッパ時間、以下同)、「LibreOffice 6.4.5」を公開した。100以上の不具合が修正されたほか、ドキュメントの互換性や他社製ソフトとの相互運用性が向上している。

 「LibreOffice」には新機能を積極的に盛り込んだ最新(Fresh)版と、機能改善に注力した安定(Still)版の2バージョンが存在するが、今回リリースされた「LibreOffice 6.4.5」は前者に当たる。

 本来はパワーユーザーやテクノロジー愛好者、組織への導入をテストしているユーザー向けだが、数カ月におよぶバグフィックスにより安定性が向上しており、保守的な運用にも適した品質になっている。次期バージョン「LibreOffice 7.0」のリリースも近づいているので、安定(Still)版「LibreOffice 6.3」のユーザーはそろそろ「LibreOffice 6.4」へのアップデートを検討すべきだろう。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v6.4系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.4.5(20/05/21)