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NVIDIA、2020年9月のセキュリティ情報を公開 ~GPUドライバーの脆弱性は4件

修正版ドライバーは10月5日の週にリリース

同社が公開したセキュリティ情報

 米NVIDIAは9月30日(現地時間)、自社製品のセキュリティ情報を公開した。同社製GPUのディスプレイドライバーと仮想GPU(vGPU)ソフトウェアに複数の脆弱性が存在するという。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、GPUディスプレイドライバーで修正された脆弱性はCVE番号ベースで4件。任意コードの実行や特権昇格、サービス拒否(DoS)、情報漏洩などにつながる恐れがあり、深刻度は“CVSS V3”の基本値で最大“7.8”と評価されている。

 Windows環境の“GeForce”や“Quadro”、“NVS”向け修正版ドライバー(R450)は、10月5日の週にリリースされる予定。リリースされ次第、同社が提供するユーティリティ「GeForce Experience」などを利用してアップデートしたい。

 一方、vGPUソフトウェアで修正された脆弱性はCVE番号ベースで7件。任意コードの実行や特権昇格、サービス拒否(DoS)、情報の改竄、情報漏洩などにつながる恐れがあり、深刻度は“CVSS V3”の基本値で最大“8.8”と評価されている。