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「Visual Studio Code」Linux ARMv7/ARM64ビルドがプレビュー ~ラズパイでも利用可能に
2020年9月更新、安定版v1.50にも多くの機能改善
2020年10月9日 11:00
米Microsoftは10月8日(現地時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の2020年9月アップデート(v1.50)を正式リリースした。今回のアップデートではパネルレイアウトが改善されたほか、設定エディターのキーボードナビゲーションが大幅に強化された。そのほかにも多くの変更が加えられている。
たとえば、タブの“ピン留め”が改善されたのは、日頃「Visual Studio Code」を使う上で役立つのではないだろうか。タブのピン留めは2020年5月アップデート(v1.46)に導入された機能で、よく使うタブを常時表示しておける。最新版では、このタブのサイズを変更したり、1クリックでピン止めを解除できるようになった。
開発機能では、デバッグエクスペリエンスの強化が図られた。なかでもJavaScriptデバッガーの改善は著しく、「vscode-js-profile-flame」拡張機能によりリアルタイムでパフォーマンスの可視化が行えるようになった。安定リリースとなったC++言語の「Visual Studio Code」向け拡張機能「C/C++」v1.0や、「Microsoft Edge」の開発者ツールを「Visual Studio Code」に埋め込む「Microsoft Edge Tools for VS Code」拡張機能も要チェックだ。
そのほかにも、プレビュー版「Visual Studio Code Insider」でLinux向けARMv7/ARM64ビルドが利用可能になった。「Raspberry Pi」などのデバイスでも「Visual Studio Code」を使えるようになる。
「Visual Studio Code」は、Windows/macOS/Linuxで動作する高機能なコードエディター。JavaScript、TypeScript、Node.jsを組み込みでサポートし、強力なコーディング支援・デバッグ・統合ターミナル機能を提供するほか、言語サーバー対応の拡張機能を追加することで、幅広いプログラミング言語に対応できるのが特徴。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることも可能だ。
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— Visual Studio Code (@code)October 8, 2020
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ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.50(20/10/08)