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Windowsのドライバー検証が強化 ~2020年10月更新以降、導入時にエラーが発生することも
ドライバベンダーまたはデバイスメーカー(OEM)による対応が必要
2020年10月15日 12:41
米Microsoftは10月13日(現地時間)、Windowsでサードパーティ製ドライバーをインストールするとエラーが表示される問題に関して、声明を発表した。
同社によると、サードパーティ製ドライバーのなかには不適切にフォーマットされたカタログファイルが含まれている場合があり、インストール中に“ドライバソフトウェアの発行元を確認できません”というエラーが表示されたり、「エクスプローラー」から署名のプロパティを確認しようとすると“署名が存在しない”というエラーが表示されることがあるという。
これは同日リリースされた2020年10月の更新から、フォーマットが正しくないサードパーティ製ドライバーをWindowsが受け付けなくなったためだ。今後はカタログファイルに対する署名の検証が厳しくなるため、今まで正常にインストールできていたドライバーのなかにもエラーでセットアップが完了しないものが出てくる可能性がある。
なお、この変更は以下のバージョンのWindowsに適用される。問題が発生した場合は、ドライバベンダーまたはデバイスメーカー(OEM)による対応が必要だ。
- Windows 10 バージョン 2004
- Windows 10 バージョン 1909
- Windows 10 バージョン 1903
- Windows 10 バージョン 1809
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 バージョン 1803
- Windows 10 バージョン 1709
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 バージョン 1607
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
- Windows 8.1
- Windows Server バージョン2004
- Windows Server バージョン1909
- Windows Server バージョン1903
- Windows Server バージョン1809
- Windows Server 2019
- Windows Server バージョン1803
- Windows Server バージョン1709
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2