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新「Microsoft Edge」と「Google Chrome」がマイナンバーカード方式によるe-Tax送信に対応

さまざまな改善により、申告書の作成プロセスは大きく簡略化

令和3年1月以降の推奨環境

 国税庁は10月16日、「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」と「Google Chrome」がマイナンバーカード方式による“e-Tax”の送信に対応したと発表した。令和3年1月から確定申告書等作成コーナーで利用できる。

 また、タブレット端末で申告書を作成する場合、ICカードリーダライターが不要となる。スマートフォンにインストールされた「マイナポータルAP」(iOS/Android)でタブレット端末上のQRコードを読み取れば、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになるという。

 これらの改善により、「Firefox」を除く主要な環境でマイナンバーカード方式による“e-Tax”の送信が可能となる見込み。「Firefox」でもID・パスワード方式による“e-Tax”の送信は可能だ。

 そのほかにも、スマートフォンを使った“e-Tax”送信が簡略化され、これまで複数のアプリをインストールする必要があったのが、「マイナポータルAP」だけで行えるようになる。また、“マイナポータル”連携による申告書の自動入力が始まるなど、申告書の作成プロセスが大きく改善される。