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Web版「e-Tax」でスマホがマイナンバーカードリーダー代わりに ~“2次元バーコード認証”に対応

QRコードでPC+スマホを連携、スマホでマイナンバーカードを読み取りログインできる

Web版「e-Tax」ソフトが“2次元バーコード認証”に対応

 国税庁は3月22日、Web版「e-Tax」ソフトが“2次元バーコード認証”に対応したと発表した。手元にICカードリーダライターがなくても、マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン(iPhone/Android)があればそれをPCとペアリングし、マイナンバーカードを読み取ってログインできる。

 2次元バーコード認証を利用すると、PCやタブレットなどのデバイスから「e-Tax」へログインする際、手持ちのスマートフォンをICカードリーダライター代わりに利用することが可能。端末の画面に表示されたQRコードをスマートフォンの「マイナポータルAP」アプリで読み取ることで両者を接続し、ログイン時に連携できるようにする仕組みだ。今年1月にスマートフォン(SP)版「e-Tax」ソフトと確定申告書等作成コーナー(タブレットのみ、PCは未対応)でサポートされていたが、今回Web版「e-Tax」ソフトでも利用できるようになり、利便性が大きく向上した。

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 ただし、初めてマイナンバーカードでログインする場合は未対応。“マイナンバーカード情報の確認”ページで入力方式を[直接入力する]にして、マイナンバーカード情報を手動で入力する必要があるので注意したい。また、2次元バーコード認証の利用にはマイナンバーカードの読み取りに対応した端末が必要。対応端末の一覧は、“公的個人認証サービス ポータルサイト”で案内されている。

QRコードでPC+スマホを連携、スマホでマイナンバーカードを読み取りログイン
これまでのICカードリーダーを利用したログインも引き続き利用可能