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マイナンバーカード方式の「e-Tax」送信がスマホに対応 ~外付けICカードリーダーが不要に

2次元バーコードを介してPCとスマホを連携

マイナンバーカード方式による「e-Tax」送信がICカードリーダライターがなしでも行えるように

 国税庁は1月4日、マイナンバーカード方式による「e-Tax」送信がICカードリーダライターがなしでも行えるようになったと発表した。PCに表示される2次元バーコードをスマートフォンで読み取れば、そのスマホをICカードリーダライター代わりに利用できる。

 PCでマイナンバーカード方式による「e-Tax」送信を行うには、マイナンバーカードを読み取るための外付けICカードリーダライター(市価3,000円ほど)が別途必要だが、まだもってない人は少なくないだろう。一方で、最近のスマホの多くにはICカードリーダー機能が搭載されている。そのため、PCとスマホを連携させて、スマホのICカードリーダー機能でマイナンバーカードを読み取るようにすれば、わざわざ外付けのICカードリーダライターを購入せずに済むというわけだ。

申告書などの作成画面。2次元バーコードを介してPCとスマホを連携させ、スマホのICカードリーダー機能でマイナンバーカードを読み取る

 この仕組みを利用するにあたり、PC側での事前設定は不要。ただし、「確定申告書等作成コーナー」を利用する際は、以下の対応Webブラウザーを用いなければならない。

  • Windows:Microsoft Edge、Google Chrome(Internet Explorerは不可)
  • Mac:Safari

 スマホ側には「マイナポータルAP」(iPhone/Android)をインストールしておく。PC側のWebブラウザーに2次元バーコードが表示されたら、「マイナポータルAP」の画面右下にあるボタンからバーコードをスキャンし、案内に従ってマイナンバーカードの読み取りを行えばよい。

「マイナポータルAP」の画面右下にあるボタンからバーコードをスキャンし、案内に従ってマイナンバーカードの読み取りる