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確定申告書等作成コーナー・e-TaxソフトにおけるIE 11/Windows 8.1対応が終了へ

来年の確定申告の時期はすでにMicrosoftのサポートが終了、できるだけ早い移行を

国税庁。確定申告書等作成コーナーにおける「Internet Explorer 11」およびWindows 8.1のサポート終了を告知

 国税庁は4月20日、確定申告書等作成コーナーにおける「Internet Explorer 11」およびWindows 8.1のサポートを終了すると発表した。

 Microsoftは「IE 11」の段階的廃止を進めており、すでにWindows 11環境から「IE 11」を排除したほか、今年6月にはWindows 10環境でのサポートを終了する予定だ。Windows 8.1環境では「IE 11」のサポートが継続されるものの、来年の1月にはOSのサポート自体が終了してしまうため、どちらにしろ来年の確定申告の時期は「IE 11」が利用できないことになる。そのため、確定申告書等作成コーナーの推奨環境もこれに合わせて以下のように変更される。

  • 2022年6月17日:Windows 10環境の「IE 11」を推奨環境から削除。他のWebブラウザーの利用を
  • 2023年上旬:Windows 8.1を推奨環境から削除。「IE 11」以外のWebブラウザーを利用している場合も含む

 e-Taxソフト(Web版)に関しても、同様に推奨環境の変更が行われる。まだ「IE 11」やWindows 8.1を利用している場合は、できるだけ早い移行を計画すべきだろう。

推奨環境変更の変更スケジュール

 なお、税理士の方向けの代理送信を利用の場合についても、来年1月での推奨環境変更を検討しているとのこと。

税理士の方向けの代理送信を利用の場合についても、来年1月での推奨環境変更を検討