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マイナンバーカードの情報を無料で確認できる「マイナカードチェッカー」、アイ・オー・データより提供開始

読み取り表示の際に暗証番号の入力は不要

無料のマイナンバーカード情報確認アプリ「マイナカードチェッカー」

 (株)アイ・オー・データ機器は7月8日、無料のマイナンバーカード情報確認アプリ「マイナカードチェッカー」を提供開始した。公式サイトよりダウンロード可能で、同社製のICカードリーダーライター「USB-NFC4」「USB-NFC4S」「BLE-NFC」に対応している。

 「マイナカードチェッカー」は、マイナンバーカードのICチップの情報を読み取り、表示できるアプリ。PCにインストール後、アイ・オー・データ製ICカードリーダーライターをあわせて利用することで、マイナンバーカードのICチップ情報の読み取りが可能になる。マイナンバーカードの情報を確認する際に必要な暗証番号を、ユーザーが入力する必要はない。

 カードをICカードリーダーライターにかざし、券面印字内容の情報を入力することで、ICチップ内の基本4情報(氏名・住所・誕生日・性別)と有効期限、顔写真が表示される。なお、券面印字内容の入力を10回間違えると、マイナンバーカードがロックされる。

マイナンバーカードをICカードリーダーライターにかざし、券面印字内容の「生年月日、有効期限、セキュリティコード」を入力
ICチップ内の基本4情報(氏名・住所・誕生日・性別)と有効期限、顔写真が表示される。アプリに表示された内容と券面印字内容が一致していることを目視で確認

 マイナンバーカードについては、偽造マイナンバーカードによる被害の報道を受け、携帯電話契約時など「対面で」契約を行なう際に、マイナンバーカードなどのICチップ情報読み取りの義務化が発表された。そのため、マイナンバーカードでの本人確認業務を行なう事業者においては、ICチップ内の情報を読み取ることができる仕組みの準備が必要となる。

 そこで同社は、能登半島地震被災者支援の取り組みの経験を生かし、本アプリを開発。これまで方法が確立されていなかったマイナンバーカードの本人確認業務をサポートしていくとしている。

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