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「Windows 10 Insider Preview」Build 20251が“Dev”チャネルでリリース

前ビルドに引き続き“FE_RELEASE”ブランチから。“wsl --install”コマンドをテスト可能

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build 20251を“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルに公開

 米Microsoftは11月4日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 20251を“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルに参加するユーザーに対して公開した。現在、“Windows Update”を介してアップデート可能。対応する「Windows SDK」もリリースされている。

 Build 20251は、前ビルドに引き続き“FE_RELEASE”ブランチからのリリース。いつもの“RS_PRERELEASE”ブランチとの違いは、“wsl --install”で「WSL」を一発セットアップする機能がテスト提供されていること。代わりにアップデートされた絵文字ピッカー、再設計されたタッチキーボード、音声タイピング、テーマ対応スプラッシュ画面などの機能が削除されているが、あくまでも一時的な措置なので安心してほしい。

 本ビルドにおける変更は、不具合の修正が中心。一部のダイアログで背景が白ではなくグレーになる問題、一部の環境で“SYSTEM THREAD EXCEPTION NOT HANDLED”エラーが発生する問題、「opengl32.dll」のクラッシュ、アップグレード後に更新をチェックすると「設定」アプリがハングアップする問題などが対処されている。検索インデクサーがHEIFファイルやWebPファイルからメタデータを取得できず、撮影日などのメタデータを使って検索できない問題や、最近のビルドで「映画 & TV」アプリのキャスト機能が正常に動作しない問題なども修正されている。