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ポップアップ通知機能を追加した「EmEditor」v20.4
「EmEditor」が利用する最大メモリサイズをMB単位で指定、複数の巨大ファイルの扱いを最適化
2020年12月16日 17:19
米Emurasoftは12月16日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v20.4を正式公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
v20.4では通知機能が追加され、“新バージョンが利用可能です”、“CSV ファイルを検出しました”といったイベントが発生すると、画面右隅のポップアップでユーザーに注意を促すようになった。もしポップアップを見逃してしまっても、ステータスバーの通知アイコンをクリックすればサイドバーが開き、これまで送られてきた通知を一覧できる。クリックすればダイアログボックスが現れ、対応するアクションを実行できる。
そのほかにも、v20.3で搭載された更新チェッカーの動作を改善。「EmEditor」が利用する最大メモリサイズをMB単位で指定できるようになり、複数の巨大ファイルを同時に開く場合のメモリとスレッドの使用方法が最適化された。[重複行の削除]コマンドと[比較]コマンドに関しても、高速化が図られている。
「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。有償ソフトだが30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、インストーラー版のほかにも、“Microsoft Store”から入手できるストア版が用意されており、年額2,350円で利用可能。最新のストア版は数日以内にリリースされる予定で、利用中の場合は自動でアップデートされる。執筆時現在の最新版は、v20.3.3。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 年額税抜き4,800円(永久ライセンスは税抜き21,600円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 20.4.0(20/12/16)