ニュース

Web版の「Excel」で“シンプル リボン”が一般リリース ~機能性を損なわずにコンパクトに

従来からある“クラシック リボン”への切り替えも可能

Web版の「Excel」で“シンプル リボン”が利用できるように

 米Microsoftは12月16日(現地時間)、Web版の「Excel」で“シンプル リボン”が利用できるようになったと発表した。従来からある“リボン”(クラシック リボン)の柔軟性と機能性はそのまま、ツールバーを1行におさめて作業範囲を広くとることができる。

 “シンプル リボン”は最近の「Microsoft Office」で採用が進んでいる新しいリボンUI。Windows 10版「OneNote」や「Office」モバイルアプリでもお馴染みで、デスクトップアプリでも「Word」や「Outlook」を皮切りに順次導入が進められてきたが、今回ようやくWeb版の「Excel」でも一般リリースされた。

 “シンプル リボン”への切り替えは、画面左上の“シンプル リボン”というトグルスイッチをONにする。元に戻したい場合は、OFFにすればよい(環境によっては最初から“シンプル リボン”固定で、このトグルスイッチが表示されない場合もあるようだ。いずれ変更が反映されるだろう)。

従来からある“リボン”(クラシック リボン、「PowerPoint」の場合)。画面右上のトグルスイッチで切り替え可能
ツールバーを1行におさめて作業範囲を広くとることができる“シンプル リボン”

 コマンドは従来の“リボン”と同様、タブで整理されている。目的のコマンドが見つからない場合は、タブを切り替えて探そう。“実行したい作業を入力”という検索ボックスを利用してもよい。