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iPadOS版「Excel」アプリで複数同時起動をサポート ~「Word」や「PowerPoint」でも可能

「iPadOS 13」以降。ドラッグ&ドロップによるセルやテーブルのコピーも簡単

iPadOS版「Excel」アプリで複数のドキュメントを開けるように

 米Microsoftは12月9日(現地時間)、iPadOS版「Excel」アプリで複数のドキュメントを開けるようになったと発表した。「iPadOS 13」以降に搭載されているマルチタスク機能“Split View”でスクリーンを2分割し、スプレッドシートを並べて表示可能で、「Word」や「PowerPoint」でもサポートされている。

 “Split View”を利用するには、まず「Excel」アプリを開いた状態でスクリーン下端から上方向にスワイプし、ドックを開く。続いて、ドックにある「Excel」アイコンをタッチ&ホールドしてスクリーンの左端または右端へドラッグしよう。するとスクリーンが分割され、2つの「Excel」アプリを同時に開くことができる。

ドックにある「Excel」アイコンをタッチ&ホールドしてスクリーンの左端または右端へドラッグ

 また、[最近の項目][共有][開く]画面でワークブックをタッチ&ホールドし、スクリーンの両端へドラッグしてもよい。ドラッグ操作が苦手ならば、ワークブックの[…]メニューから[新しいウィンドウで開く]コマンドを利用するのがおすすめだ。

ドラッグ操作が苦手ならば、ワークブックの[…]メニューから[新しいウィンドウで開く]コマンドを利用するのがおすすめ

 “Split View”で並べて表示した「Excel」ワークブックは、互いにコンテンツをドラッグ&ドロップすることが可能。たとえば、セルやテーブルを選択してドラッグ&ドロップすれば、片方のアイテムをもう片方のワークブックへ簡単にコピーできる。