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「Microsoft Edge 87」に13件の脆弱性 ~修正版が公開

最大深刻度は“High”。v87.0.664.75への更新を

「Microsoft Edge」v87.0.664.75

 米Microsoftは1月7日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v87.0.664.75を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは「Chromium」がv87.0.664.75へとアップデートされ、CVE番号ベースで13件の脆弱性が修正された。最大深刻度は“High”。内容は先日公開された「Google Chrome」v87.0.4280.141と同じで、各種機能で発見されたメモリ解放後利用(Use-after-free)や「Skia」のヒープバッファーオーバーフロー、スクリプトエンジン「V8」の範囲外書き込みなどの問題が対処されている。

 「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」安定版はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れないこともあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。